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ヘッド、シリンダーのチェックしますか!

外した前後ヘッドです。
カーボンがビッチリ溜ってます。バルブ周りを外しましょう。

バルブスプリング頭部をプラスチック ハンマー等で叩きます。(コッターとアッパーリテナーが固着してる事がある。)

バルブスプリング コンプレッサーでスプリングを圧縮します。

ぼやけてますが、1バルブの溝に双子のコッターが向い合せでバルブスプリングをセットしています。

スプリングを外した状態の上から見たヘッドで、これがバルブのステム(茎)です。

これがバルブシール。
エンジンを潤滑してるオイルが、燃焼室に落ちないようにバルブにリップして密閉の役目をしてるオイルシールです。
これがへたってくるとヘッドの燃焼室にオイルが入る事を、いわゆるオイル下がりと言います。


フロントヘッドの IN . EX バルブのバイクに対しての前後のガタのチェック。(エンジンの構造上で使い方、走行距離にもよりますが、前後にガタが出て行く為)
バルブガイド、バルブ交換ですね。

バルブシートも虫食い(穴、ガタガタ)なのでシートカット加工ですね。

分かりずらいですがシリンダー内壁ダメなので、オーバーサイズピストンでボーリング。

インナー側のカムチェーンのシューも減ってるので交換。
大体交換パーツ等が見えて来ました。
後は大丈夫だと思いますが、タペット周りのチェックぐらいですね。
つづく。