さぁ〜てさて

ツインカムのクランクからカムへの伝達は、このようにチェーンを使ってます。
下の小さい歯車がクランク軸で、チェーンを使って上の大きい歯車のカムを回します。
当然ながらチェーンに適度な遊びを持たせる為にオレンジ色の部分のテンショナーで、チェーンを張っている訳です。
ツインカム88時代は、テンショナーが強力なスプリングで死んでも離しません!的な強力な張りだったので

このようにテンショナーシュの減りも有り機能上で問題視されてました。
ツインカム96になってからはテンショナーも強力バネから油圧テンショナーになったんで、適度なテンショナーの張りが、シューにもエンジンにも優しくなりました。
今回は素晴らしい純正テンショナーを更にアップグレードさせます!

左が純正、右がレッドシフト製です。

純正は油圧部分が1ピストンです。

レッドシフトは2ピストンです。
2ピストンは何が良いの??

1ピストンは文字通りチェーンに対して垂直にしかテンション(押す)がかけれません。
このチェーンは加速や減速によってテンショナーに対してのチェーンが必ず平行では有りません。
したの参考例は分かりやすいようにナナメの度合いが高いので御了承下さい。

こんな感じや

あんな感じのナナメになるので
1ピストンよりは、2ピストンの方がナナメのチェーンに対しての追従性が抜群ですね!
テンショナーシューの偏摩耗も防げますね。
合言葉はアップグレードです!